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産後の抑うつ症治療における音楽とマッサージ(ダニエルのブログより)
こんにちは。毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか?先日の池川クリニック院長先生のダニエルの音楽へのコメントでは、胎教によい音楽ということでご推奨いただきましたが、
今回のブログでは、ダニエルがマタニティーブルーのお母様向けに、小論文(!)を書いています。めまぐるしい現代社会、核家族化が進む中、自分の中のいろいろな矛盾する気持ちと葛藤してこころが疲れたとき、自然界の雄大さや、愛しさに気づかせてくれるような音楽を聞いてみるといいかもしれませんね…。ダニエルの新譜をお楽しみに…!


出産のあと、多くの母親は非常に感情的になります。悲しくなったり、こわくなったり、不完全に感じたり、怒ったりします。これはベビーブルース(産後抑うつ症)と呼ばれ、だいたいは1週間以内になくなってしまうものですが、もっと長引き、重症になる場合もあります。
約10~20%の女性、特に非常に若い母親は、次のような症状の一部、または全部を発症します。不眠症または睡眠過多、悲しみ、赤ちゃんに何か悪いことが起きたり、ときには害を与えるというような妄想、疲労感、赤ちゃんの世話がしたくない、またはできないというような感情、価値がないまたは望みがないというような感情、罪の意識を感じたりします。

新米のお母さんが疲労感を感じ、不安になり、自分を批判するのは、めずらしいことではありません。これらの感情は通常、新米ママとして機能するのを妨げることはありませんし、比較的早く消えてしまいます。しかし、稀にお母さんが不安の発作、パニックの発作、赤ちゃんと二人だけでいることへの恐怖、そして、または完全に無関心になることがあります。産後抑うつ症を患った母親の中には、赤ちゃんを殺せと命じる幻聴を聞く人さえいます。

音楽が気分をよりよくするのは周知の事実です。マッサージとリラックス用のマッサージ音楽を組み合わせて母親、そして赤ちゃんに施すことで何が起きるか考えてみてください。お母さんがリラックスするマッサージを受け、そして自分の赤ちゃんにも同じことをする方法を教えられるのです。

若い母親は、ときにオムツや、不規則な睡眠、そして気むずかしい赤ちゃんに圧倒されるものです。マッサージを受けることで自分のストレスを解放し、そして赤ちゃんにマッサージをしてあげることは、二人にとってリラックスと絆を強めるひとときとなります。ベビーマッサージは赤ちゃんを喜ばせ、リラックスさせるだけではなく、また、血のめぐりを良くし、消化や発育を助け、腹痛をやわらげ、乳歯の発達を助け、睡眠不足を解消します。
「胎児及び新生児のストレスリサーチグループ」は「抑うつ症の母親におけるマッサージと母子の相関関係」の研究を行い、抑うつ症の母親が、ベビーマッサージクラスに出席することで恩恵を受けるかどうかを調べました。

ひとつのグループは5回マッサージクラスに通い、別の同様の(コントロール)グループはサポートグループに通いました。テスト期間の最後に、マッサージクラスに通ったグループは、コントロールグループに比べ、著しく抑うつ状態が減り、赤ちゃんとの関係も良くなりました。
心を慰めるマッサージ音楽はリラックスを助けます。音楽は身体の自然の「フィールグッド」化学物質(鎮静物質やエンドルフィン)を刺激することが研究の結果、示されています。この刺激は、血液の流れ、血圧、脈拍、呼吸をよりよくし、姿勢を変化させ、マッサージにより得られるのと同じような結果を多くもたらします。母親と赤ちゃんの両方が、マッサージミュージックによるマッサージで大きな恩恵を受けることができると言えるでしょう。
ダニエル・コビアルカ D.M.A.(音楽芸術博士)


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